近代日本の身装文化(身装画像)
説明 西洋人との混血娘が、そのしるしのひとつである金髪を捨てるため、髪を黒く染めている場面。女性が上半身裸になってこういう恰好をするのはふつうは洗髪の場合で、髪を染めるには不適切。だいたいこれでは、きものや床板を汚してしまう可能性が大きい。ある医学士が西洋から持ってきた化学作用の染物、などと有難がっているので、あまりまじめに受け取る必要はないだろう。それにしても、この時代の女性の着るもののヴォリュームには驚く。沓脱石の手前に立って、手伝っている下女の履いているのは、庭下駄。(大丸 弘)
ID No. E05-006
出典資料 大阪毎日新聞
発行年月日 1893(明治26)年4月17日号 3面
画家・撮影者 歌川国峰(1861-1944)
小説のタイトル 小夜嵐(36)
作者 菊池幽芳(あきしく)(1870-1947)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード G043:[縁先;縁端]
D7se:[西洋人モデル;混血児タイプ]
D0ro:[露出;シースルー]
D4ge:[下女;下男;召使い]
D2ic:[銀杏返し]
D3ob:[帯の締め方;帯の位置]
Wmae:[前掛;エプロン;割烹着]
Vtas:[襷]
Wge:[下駄;クロッグ]
時代区分・年代 19世紀終わり;1893(明治26)年
国名 日本
キーワード 縁側;髪を染める;上半身裸;鏡台;盥(たらい);襷掛け;引っ掛け結び;ひっかけ結び;前垂れ;庭下駄;障子
男女別 女性
体の部分 全身;坐臥