近代日本の身装文化(身装画像)
説明 芝白金の寄宿女学校の学生たち。「島田の令嬢束髪のミス、柳桜をこきまぜて春の眺めの面白や」とあって、第1回の二人はその島田と束髪のようだが、日本髪でない方の娘の髪は単なる下げ髪で、束髪ではない。芝生に腰を下ろしている厚い裾の先から踵の高い靴が見えている。束髪は明治二十年代になってやや退潮、とされるが、女学生の袴、靴は順調に広まっているようだ。お下げの女性は西洋人とのハーフ「眼の色緑を帯びて、(……)金髪の見事なるを、リボンにて結び止めたる」とある。この時代、西洋人を示すには瞼を二重にするのが常道だった。そのほか第2回では髪の毛をいくぶん波打たせている。(大丸 弘)
ID No. E05-002
出典資料 大阪毎日新聞
発行年月日 1893(明治26)年3月14日号 3面
小説のタイトル 小夜嵐(2)
作者 菊池幽芳(あきしく)(1870-1947)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D7jog:[女学生]
D7se:[西洋人モデル;混血児タイプ]
D2:[ヘアスタイル]
D1ka:[髪飾り(櫛,簪,リボン)]
D1me:[眼・眉毛周辺の状態(眼・睫毛・眉の化粧)]
Vhan:[半襟]
Whan:[ハンカチーフ]
時代区分・年代 19世紀終わり;1893(明治26)年
国名 日本
特定地域 東京;芝白金
キーワード 下げ髪;総柄のきもの;西洋人風の顔;二重瞼;二重まぶた;造花;髪飾り;ハンカチを噛む
男女別 女性
体の部分 全身
関連情報 E05-001, E05-002