近代日本の身装文化(身装画像)
説明 主人公は夫から遁(ノガ)れて身を隠している妻。名古屋市内の口入屋から、郊外の別荘に住む若奥様のお側仕えとして住みこむ。奥様はまだ十六だがそれでも人妻、きちんと丸髷を結い、背筋を伸ばして新参の奉公人の挨拶を受けている。主人公の束髪はとりわけ第11回では頭頂部が盛り上がっている。束髪はたいていは自分の手でまとめ上げてしまうので、日によって形も一定しないだろうが、第11回くらいの高さになると、すぐあとの時代に流行する、下田歌子式と呼ぶ突き出た前髪のスタイルの兆しが見える。(大丸 弘)
ID No. D12-056
出典資料 大阪朝日新聞
発行年月日 1900(明治33)年5月21日号 7面
画家・撮影者 二代目歌川貞広(三谷貞広)(1838-1908)
小説のタイトル 二人女房(11)
作者 渡辺霞亭(黒法師)(緑園)(朝霞隠士)(無名氏)(匿名氏)(1864-1926)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード H6:[和座敷一般]
D003:[少女(ほぼ女学生の年頃(12~15,16歳))]
D2so:[束髪(前期縦型の)]
D3ob:[帯の締め方;帯の位置]
D2ma:[丸髷]
Vhao:[羽織]
Vhan:[半襟]
Vka:[掛襟]
時代区分・年代 19世紀終わり;1900(明治33)年
国名 日本
キーワード 竪縞のきもの;お太鼓結び;帯揚げ;帯締め;額;黒襟;明り取り;襖(ふすま);床の間
男女別 女性
体の部分 全身;坐臥
関連情報 D12-056, D12-057