近代日本の身装文化(身装画像)
説明 これもまた当時の人の関心の的だった話題を取り上げた、新聞小説らしいテーマの作品。挿絵は大阪のある教会の日曜礼拝で、賛美歌の伴奏オルガンを弾く一令嬢。画家の稲野年恒は、この日の挿絵のために教会に出向いてスケッチをしたものだろうが、ややそのオルガンが目をむいているようでもある。目をむいているといえば、演奏中の女性の帯がやや巨大すぎるようだ。本文に、一時衰えた基督教が条約改正、内地雑居の進展から、また盛り返した、とある。それはちょうどこの女性の結っている束髪のたどった命運も同様だった。ある一時期、束髪は一部の女学生と、教会以外では見られなくなったとも言われた。(大丸 弘)
ID No. D11-084
出典資料 大阪朝日新聞
発行年月日 1899(明治32)年1月1日号 6面
画家・撮影者 稲野年恒(可雅賎人)(1858-1907)
小説のタイトル 内地雑居(1)
作者 渡辺霞亭(黒法師)(緑園)(朝霞隠士)(無名氏)(匿名氏)(1864-1926)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D7re:[令嬢モデル]
D2so:[束髪(前期縦型の)]
D3ob:[帯の締め方;帯の位置]
H805:[キリスト教会]
Jho:[楽器の演奏;ホームコンサート]
時代区分・年代 19世紀終わり;1899(明治32)年
国名 日本
特定地域 大阪
キーワード 後ろ姿;背面;お太鼓結び;オルガン;楽譜;椅子;サイドテーブル;テーブルクロス;ランプ;花瓶;生け花
男女別 女性
体の部分 全身;坐臥