近代日本の身装文化(身装画像)
説明 袴を穿く男。この日の筋と関係のあることではないが、この頃、袴の穿き方について問題が生じている。それは前後に分かれている袴を、前の部分を先に腰に巻きつけるか、後ろを先にするか、ということだ。挿絵のこの男は前を先にして、紐をまず後ろに回して帯の結び目の上を締め付けている。しかし若い学生などは反対に、まず「腰」を背後に当てて、後の紐を前に回して縛る、という。年輩の人々は、それではしっかりと腰に落ち着かないというのだ。しかし若い人はやっぱり後ろから穿くのが好きらしい。なぜだろうか(→年表〈現況〉1899年1月 「袴の紐の結びよう」【東京経済雑誌】1899年1月28日)。(大丸 弘)
ID No. D11-078
出典資料 東京朝日新聞
発行年月日 1899(明治32)年10月25日号 5面
小説のタイトル 千枚張(6)
作者 前田曙山(1871-1941)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D3:[着装態様;着付け;着方・着こなし一般]
Vham:[袴(男性)]
Vhao:[羽織]
D1hi:[ひげ]
時代区分・年代 19世紀終わり;1899(明治32)年
国名 日本
キーワード 竪縞のきもの;紋付き羽織;口髭;襖(ふすま)
男女別 男性
体の部分 全身