近代日本の身装文化(身装画像)
説明 この挿絵の男女の姿は、本文の内容とはかなりのちがいがある。娘は男を慕っているし、主人筋になる若者も娘に優しい気持ちはあるのだが、しかし互いにそのことちをはっきり打ち明けたわけではなく、「彼は天上に純潔なる天使と、並び立てる心地して、お栄が打ちふるい居る手をしかと握りぬ」というまでの状態がストーリー。女性が突っ伏してお尻を高く持ち上げるポーズは、畳生活から生じた独特の、嗚咽、あるいは激しい哀しみの表現だが、地面でそれをやる例はもちろん少ない。(大丸 弘)
ID No. D09-089
出典資料 万朝報
発行年月日 1897(明治30)年9月28日号 1面
小説のタイトル 男の名(13):天下一の善人
作者 松居松葉(松居松翁)(1870-1933)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D801:[強い悩み・悲しみ・口惜しさ・羞恥の表現]
D80:[姿勢;ポーズ(特異な姿勢・ポーズ・格好一般)]
時代区分・年代 19世紀終わり;1897(明治30)年
国名 日本
キーワード 竪縞のきもの;突っ伏す;号泣する;腕組みをする
男女別 男性;女性
体の部分 全身;坐臥