近代日本の身装文化(身装画像)
説明 通りかかった部屋で、思いがけない客に出会い、会釈するこの家の娘。母の看病というようなときでも、きものの裾を曳いている。立ったままで会釈というのは、この時代の娘とすればずいぶん心易い間柄になるだろう。この若い男に対しては、娘は甚だ冷ややかであるというから、袖先で少し口元を押さえているのは、べつに恥じらいを含んでいるということではなく、このようなしぐさがこの時代の若い女にとっては、なにげない会話のポーズだったらしい。(大丸 弘)
ID No. D09-086
出典資料 万朝報
発行年月日 1897(明治30)年7月22日号 1面
小説のタイトル 田舎娘(6)
作者 赤仲子
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D3hi:[曳裾]
D80:[姿勢;ポーズ(特異な姿勢・ポーズ・格好一般)]
時代区分・年代 19世紀終わり;1897(明治30)年
国名 日本
キーワード 曳き裾;しぐさ;袖で口元を押さえる
男女別 男性;女性
体の部分 全身;坐臥