近代日本の身装文化(身装画像)
説明 頭巾に顔を隠している女は、夫人(オクガタ)と呼ばれる怪しい身分。着ているのは流行の吾妻コート。コートに斜めの筋が描いてあるのは、黒地の綾羅紗が一般的な素材であるため。頭巾はお高祖(コソ)頭巾とはちがう被り方で、風呂敷のような大きな布を使った、一種の頬被りのようなもの。手拭いで頬被りの男は、細かい縞のきものと半纏に長股引で、商人風のようだが、下にYシャツを着込み、紺足袋に草鞋ばきというのは得体の知れない恰好。ピストルはこの時代自由に入手が可能で、「護身用ピストル銃新入荷」というような新聞広告もあり、だいたいは舶来品だった。(大丸 弘)
ID No. D09-044
出典資料 大阪朝日新聞
発行年月日 1897(明治30)年11月2日号 5面
画家・撮影者 稲野年恒(可雅賎人)(1858-1907)
小説のタイトル いろ鳥(43)
作者 渡辺霞亭(黒法師)(緑園)(朝霞隠士)(無名氏)(匿名氏)(1864-1926)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード Wzu:[頭巾;覆面]
Vko:[コート(女性和装外套)]
Wta:[タオル;手拭い;手拭い被り]
Vhat:[半天;どてら]
Vmom:[股引]
Vta:[足袋]
Wzo:[草履;草鞋]
時代区分・年代 19世紀終わり;1897(明治30)年
国名 日本
キーワード 吾妻コート;頬被り;頬かぶり;竪縞のきもの;半纏;長股引;ワイシャツ;ホワイトシャツ;ワイシャツの袖;縞柄:わらじ;ピストル
男女別 男性;女性
体の部分 全身