近代日本の身装文化(身装画像)
説明 一日数枚の原稿に長い日時にわたるストーリーが述べられている場合、挿絵はたいてい最後のくだり辺りを描くのがふつう。この場面は、出産して間のない身寄りの者を見舞う夫婦。若い母親の髪は奇妙な結び様だ。襦袢の襟で首の周りをしっかりくるんで、きものはゆるく着ている。いかにもふだんの家の中での恰好。男性はモーニング。身内を訪問するとはいえ、この時代、東京から鎌倉までの汽車旅となると、少し地位のある、そして身辺を気にする男の恰好は、フロックコートやモーニングとなったようだ。(大丸 弘)
ID No. D09-008
出典資料 東京朝日新聞
発行年月日 1897(明治30)年2月19日号 2面
画家・撮影者 右田年英(梧斎年英)(1863-1925)
小説のタイトル 玉藻の床(39)
作者 半井桃水(1860-1925)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D2ni:[日本髪一般]
D000:[乳児;赤ん坊]
D6se:[洋装;西洋化;西洋観;ハイカラ;西洋かぶれ;開化ぶり;西洋憧憬]
時代区分・年代 19世紀終わり;1897(明治30)年
国名 日本
キーワード モーニングコート
男女別 男性;女性
体の部分 全身;坐臥