近代日本の身装文化(身装画像)
説明 終列車近い神戸駅の上中等待合室。手前の中年の男性は黒の独逸外套(トンビ)、向こう側の若い男性は縞羅紗の外套(トンビ)とあるが、この辺りの確かな区別はよくわからない。トンビということばを外套の意味に使っているが、この時代ではやや古い言い方だろう。黒外套の男の履いているのは畳表の付いたのめりの下駄。女性の頭巾はいわゆるお高祖(コソ)頭巾、着ている黒の道行は流行の吾妻コートと形はほとんど変わらないが、吾妻コートは洋服系の仕立てで羅紗地を使う。履いているのは紳士と同型だが、こちらは塗り下駄。(大丸 弘)
ID No. D09-001
出典資料 大阪毎日新聞
発行年月日 1897(明治30)年3月26日号 5面
画家・撮影者 阪田耕雪(坂田耕雪)(1871-1935)
小説のタイトル 化粧美人(1)
作者 井上笠園(笠園主人)(1867-1900)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード G3:[駅舎;空港]
Wbo:[かぶり物一般;帽子]
Wme:[眼鏡]
D1hi:[ひげ]
Vwa:[男性和装外套]
Wge:[下駄;クロッグ]
Wzu:[頭巾;覆面]
時代区分・年代 19世紀終わり;1897(明治30)年
国名 日本
特定地域 兵庫;神戸駅
キーワード 上中等待合室;[インバネス;トンビ;鳶(とんび);二重回し;二重廻し;二重外套;二重マント];のめり下駄;御高祖頭巾;おこそ頭巾;塗下駄
男女別 男性;女性
体の部分 全身;上半身;坐臥