近代日本の身装文化(身装画像)
説明 阪神間の豊かな家庭。お嬢様がお琴の手すさびをしているときに、自分を刺して血を吸った蚊を下女に捕まえさせ、殺すのは可哀想と蛍籠の中に入れて飼うという。娘島田のお嬢様は右手に団扇、左手に蛍籠を持ち、立ち上がろうと片膝を立てたところで、裾を曳いている。この部屋は「数奇を尽くせる高楼(タカドノ)」とあって贅沢に設えているが比較的狭く、お嬢様はお琴を庭を見下ろした廊下際に置いている。前も後も夏向きの簀戸を立てているので、離れの二階の、風のよく通る小部屋だろう。(大丸 弘)
ID No. D08-082
出典資料 報知新聞
発行年月日 1896(明治29)年7月8日号 1面
画家・撮影者 鈴木華邨(1860-1919)
小説のタイトル 日の出島:蚊一匹
作者 村井弦斎(1863-1927)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D7re:[令嬢モデル]
D2sim:[島田;高島田]
Wou:[扇子;団扇;扇風機]
時代区分・年代 19世紀終わり;1896(明治29)年
国名 日本
特定地域 阪神間
キーワード 金持ち;お嬢様;うちわ;虫かご;琴;和綴じの本;地袋;簀戸(すど);簾戸(すど);葦戸(よしど)
男女別 女性
体の部分 全身;坐臥