近代日本の身装文化(身装画像)
説明 島田を結った若い娘にしては行儀の悪い姿だが、巻手紙は膝の上か、畳に広げて読むのがふつうだったから、横座りで畳に手をついて読んでいるうちに、気を許した相手の前では、ツイこんな恰好になってしまうのかもしれない。それは身体がややねじれていることでも想像がつく。それに、帯がお太鼓だと寝そべるのはすこし苦しいが、引っかけに結んでいるとそれほどではない。一般に机などというものはないのがふつうで、書いたり読んだりするのはみんな膝の上か、畳の上で足りた。職人や小商人の家に小机が見られるようになるのは、家に小学校へ通う子どものできてからのことだろう。(大丸 弘)
ID No. D08-049
出典資料 大阪朝日新聞
発行年月日 1896(明治29)年12月1日号 4面
画家・撮影者 二代目歌川貞広(三谷貞広)(1838-1908)
小説のタイトル 闇夜烏(15)(3)
作者 須藤南翠(南翠外史)(坎坷山人)(彩幻道人)(1858-1920)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D805:[やすらぎ・くつろぎの表現;不作法な姿 ex.座る,あぐら,横たわる,喫煙,こたつにあたる]
D2sim:[島田;高島田]
D3ob:[帯の締め方;帯の位置]
Vhao:[羽織]
H000:[照明;照明具(一般)]
Wou:[扇子;団扇;扇風機]
時代区分・年代 19世紀終わり;1896(明治29)年
国名 日本
キーワード 寝そべる;巻手紙;引っ掛け結び;ひっかけ結び;横座り;箪笥(たんす);小机;ランプ;うちわ;床の間;掛け軸
男女別 女性
体の部分 全身;坐臥;横臥