近代日本の身装文化(身装画像)
説明 悪徳御用商人の美人娘がヒロイン。周囲に鉄柵を繞らし、ガスの大きな門灯、玄関の辺は煉瓦造りの洋館、その背後に大きな鬼瓦のにらみを利かせた重々しい瓦葺きの母屋の屋根――、明治後期の資産家の住まいの典型と言える。丸枠の中の娘は浮世絵風のいつもながらの美人顔。大きな高髷の島田の髷の根に後ろ挿しの玉簪(タマカンザシ)が目立つ。ほどほどに襟を抜いて半襟を見せ、胸元をやや深く合わせているのは、新聞を読んでいる娘に見合っている。(大丸 弘)
ID No. D07-100
出典資料 報知新聞
発行年月日 1895(明治28)年5月7日号 1面
小説のタイトル 御用商人 大金儲〈此時なり〉
作者 村井弦斎(1863-1927)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D7sh:[小説のヒロイン;挿絵美人(この年の評判小説中の美人)]
D7re:[令嬢モデル]
D2sim:[島田;高島田]
D1ka:[髪飾り(櫛,簪,リボン)]
Vhan:[半襟]
D3ut:[打合せ;襟あき;ぬき襟]
G05:[塀;門]
時代区分・年代 19世紀終わり;1895(明治28)年
国名 日本
キーワード 洋館;浮世絵風;玉簪;抜き襟
男女別 女性
体の部分 上半身