近代日本の身装文化(身装画像)
説明 ここに描写されている死刑執行の様子は、この時代の事実をほぼ忠実に再現していると見てよい。画面右隅の松の枝を除いて。本文には検事、監獄医、教誨師、などが登場するが、画面に出ているのは被執行人のほかは典獄以下の看守のみ。看守たちの服装は大体において警察官に準じている。1890(明治23)年に警察官の服装が警視総監以下全面改定されて、ここで見るような特色のある、フランス、ドイツの軍帽を真似たデザインになった。トップの広がらないこの帽子は、八年後の1908(明治41)年になくなった。(大丸 弘)
ID No. D07-036
出典資料 大阪毎日新聞
発行年月日 1895(明治28)年7月26日号 7面
画家・撮影者 稲野年恒(可雅賎人)(1858-1907)
小説のタイトル 殺人罪(54)
作者 井上笠園(笠園主人)(1867-1900)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D4ke:[警察官;目明かし]
Wbo:[かぶり物一般;帽子]
Jsk:[処刑]
K123:[処刑場]
時代区分・年代 19世紀終わり;1895(明治28)年
国名 日本
キーワード 看守;死刑囚;顔に白布をかぶせる;絞首刑
男女別 男性
体の部分 全身