近代日本の身装文化(身装画像)
説明 末期の肺結核患者を見舞う友人の男。彼は毎日通学している書生ということだが、フロックコートらしい黒の上着に格子縞のズボン、もちろんネクタイをしている。こんな恰好の書生はめずらしい。病人は少なからぬ財産を持っているというだけあって、厚い重ね布団で敷布も使っている。この時代の敷布は横幅が狭く、上下にたくし込むだけ。シーツを使う習慣はおそらくホテルや病院から入ったのだろうが、とくに汗をかく病人の夜具には、早くに使われたかもしれない。(大丸 弘)
ID No. D06-123
出典資料 やまと新聞
発行年月日 1894(明治27)年9月18日号 5面
画家・撮影者 水野年方(1866-1908)
小説のタイトル 美人魔(1):看病
作者 中村花痩(1867-1899)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D4ga:[学生・生徒(男子中学生以上)]
D1hi:[ひげ]
D6se:[洋装;西洋化;西洋観;ハイカラ;西洋かぶれ;開化ぶり;西洋憧憬]
D4by:[病人;けが人;障害のある人]
Jhu:[ふとん・ベッドに横たわる;寝道具]
Vyo:[夜着;夜具;掻巻]
時代区分・年代 19世紀終わり;1894(明治27)年
国名 日本
キーワード 書生;フロックコート;格子縞のズボン;お見舞い;掻い巻き(かいまき);枕;布団;シーツ
男女別 男性
体の部分 全身;上半身;坐臥;横臥