近代日本の身装文化(身装画像)
説明 上野公園の桜を眺めて散策しているのは病み上がりの若者。糸織の二枚小袖に斜子の三所紋の羽織、黒いフェルトの丸帽、畳表付きののめりの堂島を履いて、ステッキを突いている。三所紋はやや略式といっても、よほど格式張らない訪問ならこれでじゅうぶん。ここでは呼吸器と呼んでいるマスクは、結核患者の証拠らしいが、1880年代(ほぼ明治10年代)から用いられ出し、大正期にかけての、インフルエンザの繰り返しの流行で普及した。(大丸 弘)
ID No. D05-103
出典資料 やまと新聞
発行年月日 1893(明治26)年1月7日号 6面
画家・撮影者 小山光方(生没年不詳)
小説のタイトル 無病の保証
作者 条野採菊(採菊散人)(1832-1902)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード Wbo:[かぶり物一般;帽子]
Wmas:[マスク(防寒・衛生のための)]
Vhao:[羽織]
Wge:[下駄;クロッグ]
Wtu:[杖;ステッキ;松葉杖]
時代区分・年代 19世紀終わり;1893(明治26)年
国名 日本
特定地域 東京;上野公園
キーワード 丸帽;黒紋付き羽織;堂島下駄;のめり下駄
男女別 男性;女性
体の部分 全身;上半身