近代日本の身装文化(身装画像)
説明 家出した令嬢を尋ねて、令嬢の家庭教師が烈しい雨降りの深夜、千日前裏、首長屋という怪しげは界隈を尋ね歩く。令嬢の居場所を知ったのが偶然のことだったため、雨の用意がなく、ここまで乗ってきて待たせてある人力車の、膝掛のケット――古毛布で、ショール風に身体を包んでいる。客待ちの人力車の膝掛ケットに清潔そうなものは少なく、客を待っている間は車夫がそれにくるまっていたりするので、神経質な女客には使うのを嫌う人もあった。女教師の着ているのは御召のような雨に弱い絹もの、傘も持たずに雨の中をさ迷うのはよほど緊急の場合とみえる。(大丸 弘)
ID No. D05-032
出典資料 大阪毎日新聞
発行年月日 1893(明治26)年8月6日号 3面
画家・撮影者 槙岡恒房(生没年不詳)
タイトル
小説のタイトル 夏木立(17)
作者 菊池幽芳(あきしく)(1870-1947)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード Jki:[気象条件(雨,雪,強風,強い陽射しなど)]
D2so:[束髪(前期縦型の)]
Jhi:[人と動物;ペットと人]
時代区分・年代 19世紀終わり;1893(明治26)年
特定通称名
国名 日本
特定地域 大阪;千日前
キーワード ケットを着る人;犬
男女別 女性
体の部分 全身
関連情報
著作権情報
備考