近代日本の身装文化(身装画像)
説明 ある侯爵邸内での慈善会で、写真を販売しその売り上げを慈善医療事業に寄付するという催しだが、併せて舞踏会がある。左の少女の髪はふくら雀か。前髪の根元に挿しているのはずいぶん大きなビラビラの簪(カンザシ)。着ているのは被布。ふくら雀は十五,六歳までの少女で、被布を着るのもそのくらいの年が限界か。男性二人はフロックコートらしい。本来はこうした夜会にフロックは適切ではないはずだが、この時代の礼服ではいくぶん、フロック万能、という気味があったようだ。(大丸 弘)
ID No. D04-151
出典資料 改進新聞
発行年月日 1892(明治25)年1月27日号 1面
画家・撮影者 橋本周延(楊洲周延)(1838-1912)
小説のタイトル 江戸小町(1):慈善会(下)
作者 須藤南翠(南翠外史)(坎坷山人)(彩幻道人)(1858-1920)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D2ni:[日本髪一般]
D1ka:[髪飾り(櫛,簪,リボン)]
Vhi:[被布]
D5re:[フォーマルウエア;礼装;お祝い着]
D6se:[洋装;西洋化;西洋観;ハイカラ;西洋かぶれ;開化ぶり;西洋憧憬]
H31:[椅子と、安座を目的とする部屋]
時代区分・年代 19世紀終わり;1892(明治25)年
国名 日本
キーワード ふくら雀;簪;フロックコート;ソファ;椅子
男女別 男性;女児
体の部分 全身;坐臥