近代日本の身装文化(身装画像)
説明 これは、一八九二年(明治二五年)の夏座敷の情景だが、時代設定はやや古い。概して言えば、新聞小説挿絵の一八九〇年代を対象とした作品では、すでに家庭での曳裾はめずらしくなっている。ただし例外は正月行事などの祝い事、また芸者の風俗である。お祝い事であると、時代が大正となったころでも、古風な家では、年寄りが裾を曳いて現れるようなことがあったそうだ。男性も女性も典型的な浮世絵顔。男性の断髪がこの時を反映している。(大丸 弘)
ID No. D04-110
出典資料 大阪朝日新聞
発行年月日 1892(明治25)年5月6日号 1面
画家・撮影者 山田年貞(生没年不詳)
小説のタイトル 雲霧(1):昔語(下)
作者 彩霞園柳香(柳香散史)(東洋太郎)(1857-1902)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード H59:[出入り口・窓越しの外の風景]
D004:[適齢期の娘;新造;(1) 嫁入り前の娘,新妻,さらに一般の他家の妻女をいう。]
D3hi:[曳裾]
Wou:[扇子;団扇;扇風機]
D2sim:[島田;高島田]
D2ot:[男の髪型]
D006:[初老の女性(40~50歳代)]
時代区分・年代 19世紀終わり;1892(明治25)年
国名 日本
キーワード 断髪;格子のきもの;昼夜帯;素足;猫;簀戸(すど);簾戸(すど);葦戸(よしど)
男女別 男性;女性
体の部分 全身;後ろ姿