近代日本の身装文化(身装画像)
説明 下女と抱えの車夫が垣根の陰でひそひそ話をしている。車夫の服装については警視庁の規制があったが、それが個人の抱え車夫にまでおよんだのかどうか。紺の法被に胸元まで詰まった腹掛け、長股引というのが規制で、この車夫はその通りの恰好。下女は銘仙の小袖にたぶん黒繻子の帯を引っ掛け風に結んでいる。人と、とくに顔を寄せて話す場合に袖先に手を入れて口の辺りを覆うのは、よく見るジェスチャー。小腰を屈めて後ろを指さす形は、踊りの手のようでもある。(大丸 弘)
ID No. D04-101
出典資料 大阪朝日新聞
発行年月日 1892(明治25)年12月7日号 2面
画家・撮影者 二代目歌川貞広(三谷貞広)(1838-1908)
小説のタイトル 時雨傘(30)
作者 渡辺霞亭(黒法師)(緑園)(朝霞隠士)(無名氏)(匿名氏)(1864-1926)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D4ji:[人力車夫]
D4ge:[下女;下男;召使い]
Wmae:[前掛;エプロン;割烹着]
D3ob:[帯の締め方;帯の位置]
D80:[姿勢;ポーズ(特異な姿勢・ポーズ・格好一般)]
時代区分・年代 19世紀終わり;1892(明治25)年
国名 日本
キーワード 法被;腹掛け;長股引;銘仙;小袖;引っ掛け結び風;ひっかけ結び風;しぐさ;袖で口元を押さえる
男女別 男性;女性
体の部分 全身