| 説明 | お庭に面した廊下に立って、四つ目垣の外を通る人を眺めるお嬢様。「なんという結い方にや知らねど、兎に角束髪というものの、程よき処に真物(ホンモノ)も及ばぬまでに色艶好き薔薇の簪(カンザシ)を、少しく傾きたるを優しき指に直しながら、裾をゾロリと縁へ出れば」という姿。束髪は上巻、イギリス巻、フランス巻など最初期のスタイルから発展して、ヴァラエティ豊富になっているので、ひとつひとつの名称を覚えることなどできなくなっていた。家でも曳裾をしているのがふつうだったが、「裾をゾロリと」といった作者の表現に、この風習がすでに、やや時代遅れと見られはじめていることを感じる。(大丸 弘) |
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| ID No. | D04-084 |
| 出典資料 | 大阪朝日新聞 |
| 発行年月日 | 1892(明治25)年4月29日号 2面 |
| 画家・撮影者 | 二代目歌川貞広(三谷貞広)(1838-1908) |
| 小説のタイトル | さし柳(2) |
| 作者 | 堺欠伸(本吉欠伸)(欠伸居士)(桃南子)(1865-1897) |
| 資料タイプ | 挿絵 |
| 身装画像コード | D2so:[束髪(前期縦型の)] D1ka:[髪飾り(櫛,簪,リボン)] D2ma:[丸髷] Wge:[下駄;クロッグ] G043:[縁先;縁端] |
| 時代区分・年代 | 19世紀終わり;1892(明治25)年 |
| 国名 | 日本 |
| キーワード | 造花;髪飾り;切下げ前髪;格子のきもの;竪縞のきもの;庭下駄;日和下駄;縁側;障子;手水鉢(ちょうずばち) |
| 男女別 | 女性 |
| 体の部分 | 全身;坐臥 |