近代日本の身装文化(身装画像)
説明 当時多かった家の相続に絡む暗闘を描いて、この頃としてはめずらしい四カ月にわたる長編となった人気作品。居酒屋の飯台を挟んでいるのは、縞のきものの商家の手代か番頭、それと半纏着。お仕着せの紺染めの半纏に、同じ色の股引に紺足袋という紺尽くめ、出稼ぎの職人や仕事師の制服と言ってもよい。ただし、この男は本文によると、大きなお屋敷に十八人も抱えられている下男下女の一人だそうで、フリーランスの職人ではないらしい。手綱絞りの三尺帯に煙草入れを提げ、突っ掛け草履、肩に豆絞りの手拭いというのもお約束だ。徳利のお燗の具合を見ながら、チョイと振り返っている、眉毛を落としたおかみさんの髪は、達磨返し風。(大丸 弘)
ID No. D04-049
出典資料 大阪毎日新聞
発行年月日 1892(明治25)年10月20日号 2面
画家・撮影者 歌川国峰(1861-1944)
小説のタイトル 朧夜(1)
作者 渡辺治(渡辺台水)(楽天台水)(台水散史)(1864-1893)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D4ban:[商人;番頭]
Vhat:[半天;どてら]
Vob:[帯]
Vmom:[股引]
Vta:[足袋]
Wzo:[草履;草鞋]
Wta:[タオル;手拭い;手拭い被り]
D2ni:[日本髪一般]
D1me:[眼・眉毛周辺の状態(眼・睫毛・眉の化粧)]
G014:[飲食店;料亭]
時代区分・年代 19世紀終わり;1892(明治25)年
国名 日本
キーワード 居酒屋;職人風;豆絞り;三尺帯;紺足袋;突っ掛け草履;ぞうり;達磨返し風;だるま返し風;眉落とし;黒襟
男女別 男性;女性
体の部分 全身;坐臥