近代日本の身装文化(身装画像)
説明 たまたまその庭に招じ入れられた隣家で負傷し、そのまま傷の手当てを受けて一室に閉じ込められた娘。非現実的なストーリー同様、画家の稲野年恒が、西洋の絵を参考にして精一杯の想像で描いた洋風の寝室も不自然さが目立つ。とりわけ鉄製のベッドは、西洋風の寝具を病院でしか見たことのない画家らしい。この洋間はフローリングに大きなカーペットを敷いているのだが、カーペットがあっても洋間ではスリッパを用いる日本の習慣が、まだできていなかった時代のようだ。(大丸 弘)
ID No. D04-022
出典資料 大阪毎日新聞
発行年月日 1892(明治25)年7月27日号 2面
画家・撮影者 稲野年恒(可雅賎人)(1858-1907)
小説のタイトル 無言の誓(4)
作者 菊池幽芳(あきしく)(1870-1947)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード H30:[ベッド、寝具とその部屋]
D003:[少女(ほぼ女学生の年頃(12~15,16歳))]
D4by:[病人;けが人;障害のある人]
D014:[若い男(20歳前後~30歳前後)]
Vhao:[羽織]
Vham:[袴(男性)]
D1hi:[ひげ]
H000:[照明;照明具(一般)]
時代区分・年代 19世紀終わり;1892(明治25)年
国名 日本
キーワード 洋室;鉄製のベッド;シーツ;椅子;テーブルクロス;絨毯;ランプ;置き時計;暖炉;口髭;羽織紐
男女別 男性;女性
体の部分 頭部;全身;坐臥