近代日本の身装文化(身装画像)
説明 大阪の老舗の金物商。ふたりの息子をめぐるお家騒動の筋書きを書いた、張本人の番頭の悪事も露見、めでたしめでたしの大団円。シンボリックな場面だが、商人のきものが地位や年齢にかかわらず縞物づくめなのは事実。中央に立ってお内儀(カミ)から帽子を受け取っている主人、その足元の、これから分家を起こすその弟、左隅に立っている悪番頭と、その脇に座っている若い手代、だれもが縞のきものに前垂れ掛け。弟は、袖で口を隠して恥ずかしがっている新妻と向き合っている趣向なので、前垂れ掛けではない。その高島田の新妻の縞柄は、これだけ太いと派手向きになり、商人の着るきものとは別のもの。お内儀の髪は中年の丸髷、母親は老婦人のよくする茶筅(チャセン)。(大丸 弘)
ID No. D04-003
出典資料 大阪毎日新聞
発行年月日 1892(明治25)年2月22日号 3面
画家・撮影者 槙岡恒房(生没年不詳)
小説のタイトル 檐の梅が香(27)
作者 香川蓬洲(香川倫三)(蓬洲居士)(生年不詳-1929)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D4ban:[商人;番頭]
Vhao:[羽織]
Wmae:[前掛;エプロン;割烹着]
Wbo:[かぶり物一般;帽子]
D2sim:[島田;高島田]
Vmom:[股引]
D2:[ヘアスタイル]
D2ma:[丸髷]
Vta:[足袋]
時代区分・年代 19世紀終わり;1892(明治25)年
国名 日本
特定地域 大阪
キーワード 竪縞のきもの;竪縞の羽織;前垂れ;茶筅髪(ちゃせんがみ)
男女別 男性;女性
体の部分 全身;坐臥;群像