近代日本の身装文化(身装画像)
説明 結婚の約束のすでにできている二人、大森の八景園で男の方は一人、女の方は二人の伴のものを連れての出会い、という場面。男の方はどうやらあまり気に染まぬ縁談なのか、相手に半ば背中を向けて渋い表情。娘は十七,八歳、連れの女中は二十二,三歳でこれは丸髷の既婚者だが、どちらもきものをごくゆるく着ていて、襟も胸元も大きくはだかっている。3月初めのまだけっこう寒い時期で、手あぶりの火鉢も置いてあり、女たちは袘(フキ)の厚い綿入れのきものを着ているが、襟をこれだけ開いていられるのは、この時代の人の訓練のせいか。部屋を開け放して夏座敷のように外の景色を見せているのは、構図上のウソだろう。(大丸 弘)
ID No. D03-023
出典資料 東京朝日新聞
発行年月日 1891(明治24)年1月28日号 3面
画家・撮影者 右田年英(梧斎年英)(1863-1925)
小説のタイトル 対照鏡(あわせかがみ)(2)
作者 三品馨園(生没年不詳)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D4ge:[下女;下男;召使い]
D2ma:[丸髷]
D2sim:[島田;高島田]
Qwa:[綿入れ;キルティング]
Vhao:[羽織]
時代区分・年代 19世紀終わり;1891(明治24)年
国名 日本
特定地域 東京;大森
キーワード 紋付き;火鉢
男女別 男性;女性
体の部分 全身;坐臥