| 説明 | 本文の中では、悪党二人が手頃な娘を横浜の異人に洋妾(ラシャメン)として売り込む相談をしている。この挿絵はこの日チラリと登場する知り合いの小娘ではなしに、ラシャメンというものの風態を描いているらしい。話を持ち込んだ男の言い分に「先方の註文は丸ボチャなのだが、ホンニ、今一寸見た娘の様な容貌(カオ)ならお誂えだが、此間からのは瓜実と云って、面長ばかしだからペケを食うのサ」とある。顔の形については、絵師の稲野年恒は文中の会話には顧慮せず、常套的な、古風な美人顔を描いたものだろう。(大丸 弘) |
|---|---|
| ID No. | D03-016 |
| 出典資料 | 大阪毎日新聞 |
| 発行年月日 | 1891(明治24)年10月14日号 2面 |
| 画家・撮影者 | 稲野年恒(可雅賎人)(1858-1907) |
| 小説のタイトル | あづま菊(25) |
| 作者 | 香川蓬洲(香川倫三)(蓬洲居士)(生年不詳-1929) |
| 資料タイプ | 挿絵 |
| 身装画像コード | D7sh:[小説のヒロイン;挿絵美人(この年の評判小説中の美人)] D2so:[束髪(前期縦型の)] D1ka:[髪飾り(櫛,簪,リボン)] |
| 時代区分・年代 | 19世紀終わり;1891(明治24)年 |
| 国名 | 日本 |
| キーワード | 洋妾;ラシャメン;娼婦;前髪 |
| 男女別 | 女性 |
| 体の部分 | 上半身 |