近代日本の身装文化(身装画像)
説明 女髪結いの家。花柳界に得意場があるためだろうが、凝った木目の長火鉢やそのかたわらの塗り膳を見ても、ゆとりのある暮らしぶりがわかる。これから仕事に出ようとするらしい女は、一度亭主を持っているので眉は剃っている。その亭主代わりの男は長火鉢の向こうに座った遊び人。手拭いを軽く畳んで肩に載せたり首に半巻きにしたり、いつも手拭いを放さないのは、この類の勇みの特徴。襟付きの丹前風の下に細かい縞のきものを着込み、そのだらしなく開いた胸元に紺の腹掛けらしいものが見える。(大丸 弘)
ID No. D03-015
出典資料 大阪毎日新聞
発行年月日 1891(明治24)年9月27日号 2面
画家・撮影者 稲野年恒(可雅賎人)(1858-1907)
小説のタイトル あづま菊(8)
作者 香川蓬洲(香川倫三)(蓬洲居士)(生年不詳-1929)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D1me:[眼・眉毛周辺の状態(眼・睫毛・眉の化粧)]
Wta:[タオル;手拭い;手拭い被り]
H311:[私室;小部屋(寝具のないこと);ブドワール]
時代区分・年代 19世紀終わり;1891(明治24)年
国名 日本
キーワード 髪結い;眉落とし;丹前風;竪縞のきもの;塗膳;長火鉢;腹掛け
男女別 男性;女性
体の部分 全身;坐臥