近代日本の身装文化(身装画像)
説明 芸者上がりのお妾が、しゃれた住まいでなじみの髪結いに髪を結わせている。女髪結いはまだこの時代、襷掛けで前掛けをしているだけだが、やがて衛生上の理由から白衣を着けるよう警察から求められるようになる。理髪と美容の管轄は、第二次世界大戦までずっと警察署だった。しかし店を持たず、組合にも加入していない外結い専門の髪結の規制はむずかしかった。お客が手に持たされているのは元結(モトユイ)の束で、髪結いは両手と奥歯を使ってこの元結で髷の根をきつく締める。髪結いが自分の髪に挿しているのは毛筋という櫛。(大丸 弘)
ID No. D03-014
出典資料 大阪毎日新聞
発行年月日 1891(明治24)年9月21日号 3面
画家・撮影者 稲野年恒(可雅賎人)(1858-1907)
小説のタイトル あづま菊(2)
作者 香川蓬洲(香川倫三)(蓬洲居士)(生年不詳-1929)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D1kep:[結髪;散髪;美容師;店舗・設備の一部(理容店・美容店の)]
Vtas:[襷]
Wmae:[前掛;エプロン;割烹着]
H311:[私室;小部屋(寝具のないこと);ブドワール]
時代区分・年代 19世紀終わり;1891(明治24)年
国名 日本
キーワード 髪結い;元結い;鏡;日本髪用櫛;筋立(すじたて)
男女別 女性
体の部分 全身;坐臥