近代日本の身装文化(身装画像)
説明 かつてはけっこうな暮らしをしていた家族が落ちぶれて、手前の小部屋で母と娘が状袋――封筒貼りの内職をしている。手前の少女の髪は蝶々髷風である。しかし、もとより母親が結んでやるのだろうから、あまり定型的な髪型に結びつける必要はない。帯はゆるい貝の口風に結んでいて、これは幅の狭い、短い帯を、自分でも容易に結べる結び方。正面の壁には、鴨居から細い竹竿を吊って、それに手拭いだの前垂れだのの小物を掛けておくという、その時代の民家には棚と同様に必ずあった仕掛けが見える。(大丸 弘)
ID No. D02-132
出典資料 東京中新聞
発行年月日 1890(明治23)年6月18日号 3面
画家・撮影者 小林習古(芳斎習古)(生没年不詳)
小説のタイトル 娘雛形(15)
作者 広津柳浪(1861-1928)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D2ni:[日本髪一般]
D3ob:[帯の締め方;帯の位置]
Eho:[保存・収納・管理の技術・用具・設備;たたみ方;ハンガー]
時代区分・年代 19世紀後半;1890(明治23)年
国名 日本
キーワード 内職;蝶蝶髷風;蝶々髷風;貝の口結び風;竹竿
男女別 女性;女児
体の部分 全身;坐臥