| 説明 | 女学校の校門に向かっているこの若い男については、男にはめずらしいほどの懇切な衣裳付けがある。その中に、首から掛けた時計の紐を、白縮緬の帯にクルリと巻き――とある。この時代はまだ腕時計が普及しないで、携帯には男女とも懐中時計を用いたが、和服の場合は懐に突っ込んでおくだけでは不安心なため、たいていは紐で首から吊り、その紐に金銀の鎖を使うことも多かった。ことに女性はこの鎖がいちばん目立つ装身具になって、当時の肖像写真を見るとよく目につくもの。(大丸 弘) |
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| ID No. | D02-110 |
| 出典資料 | 江戸新聞 |
| 発行年月日 | 1890(明治23)年2月14日号 1面 |
| 小説のタイトル | 相合傘(13) |
| 作者 | なしのやつぶて |
| 資料タイプ | 挿絵 |
| 身装画像コード | Wbo:[かぶり物一般;帽子] Qwa:[綿入れ;キルティング] Wge:[下駄;クロッグ] Wto:[時計;時計鎖] G43:[学校] |
| 時代区分・年代 | 19世紀後半;1890(明治23)年 |
| 国名 | 日本 |
| キーワード | 節紬(ふしつむぎ);綿入れ;駒下駄;懐中時計 |
| 男女別 | 男性;女性 |
| 体の部分 | 全身;上半身 |