近代日本の身装文化(身装画像)
説明 主人公のやっている小さな理髪店の様子が、四枚の画像でよくわかる。髪結いから脱皮した明治初期の床屋は、しきりに剃刀の腕前を誇ったが、社会的には衛生面がつねに問題となった。そのため、第二次大戦までは理髪業者・美容業者の監督官庁は地区警察署だった。第19回には左側奥に、おそらく自家用の、水道設備が認められる。しかし、一般人の中でも、洗面や入浴のさい、極端な水の節約に固執する習慣があった。また単純な、衛生についての無智もあって、髭剃りの水をケチったり、タオル類の使い回しをしたりする店が多く、処罰の対象になっている。(大丸 弘)
ID No. D02-070
出典資料 やまと新聞
発行年月日 1890(明治23)年2月6日号 1面
画家・撮影者 水野年方(1866-1908)
小説のタイトル 金の番人(3)
作者 条野採菊(採菊散人)(1832-1902)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード G013:[美容院;理髪店]
D1kep:[結髪;散髪;美容師;店舗・設備の一部(理容店・美容店の)]
Vtas:[襷]
Wmae:[前掛;エプロン;割烹着]
時代区分・年代 19世紀後半;1890(明治23)年
国名 日本
キーワード 床屋
男女別 男性
体の部分 全身
関連情報 D02-070, D02-073, D02-075, D02-076