近代日本の身装文化(身装画像)
説明 裁判所から保釈が認められて出所すると、「直ぐさま旅宿へ引取りて沐浴(ユアミ)させ衣類を替えさせ(……)」とある筋書きに対応しているが、入浴と髪洗いはべつにしているらしい。日本人の入浴好きは有名だが、髪を洗うことは滅多にしなかった。その大きな理由は、油の染み込んだ、量の多い毛髪を洗うことが大変だったためだろう。この女性は上半身肌脱ぎをして、洗濯盥の中に金盥を置き、母親がかたわらですすぎの湯を薬缶から注いでやっている。この女性は市販の洗い粉を使用しているらしいが、しかしこれでは汚れがじゅうぶん取れるとは思えない。(大丸 弘)
ID No. D02-067
出典資料 やまと新聞
発行年月日 1890(明治23)年3月7日号 3面
画家・撮影者 水野年方(1866-1908)
小説のタイトル 水鳥(29)
作者 渓斎英泉(一筆庵可候)(1790-1848)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D1se:[洗髪;洗い髪]
D3had:[肌脱ぎ;胸のはだけ・くつろげ]
G043:[縁先;縁端]
時代区分・年代 19世紀後半;1890(明治23)年
国名 日本
キーワード 爪切り
男女別 男性;女性
体の部分 全身;坐臥