近代日本の身装文化(身装画像)
説明 貧しい荒物商の店先。手前角に子ども相手の一文菓子のたぐいが並んでいる。武部芳峰の筆は細部までよく描き込んだ絵柄で、風俗上の参考になる点が多い。小学校に通う少年は半ズボンに縞のハイソックスを履いている。子どもを小学校に通わせるのに、袴を穿かせる費用を負担に思う親があって、ときおり新聞でも取り上げられた。しかし、洋服通学は東京市内でも一クラスに三,四人もいたかどうか。奥にいる十歳の少女の頭は蝶々髷だが、前からでは肝心の蝶々がわからず、鬢(ビン=横髪)と額の切り下げが涼しげに見える。(大丸 弘)
ID No. D02-042
出典資料 大阪朝日新聞
発行年月日 1890(明治23)年4月24日号 2面
画家・撮影者 一梅斎芳峰(歌川芳峰)(武部芳峰)(武部安兵衛)(生没年不詳)
小説のタイトル 怪砿山(10)
作者 宮崎三昧(三昧道人)(1859-1919)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D012:[男の子(小学生くらい)]
Wkus:[靴下]
Wka:[鞄]
D6se:[洋装;西洋化;西洋観;ハイカラ;西洋かぶれ;開化ぶり;西洋憧憬]
D002:[女の子(小学生くらい)]
D2ni:[日本髪一般]
D1me:[眼・眉毛周辺の状態(眼・睫毛・眉の化粧)]
H84:[店舗内(売場)のスペース]
時代区分・年代 19世紀後半;1890(明治23)年
国名 日本
キーワード 荒物屋;通学服;半ズボン;縞のハイソックス;かばんを肩から掛ける;蝶蝶髷;蝶々髷;眉落とし
男女別 女性;男児;女児
体の部分 全身;坐臥