近代日本の身装文化(身装画像)
説明 質屋の店先で因縁を付け、押し借りをしようというならず者と、応対する質屋の女房。押借りをするような男は威勢を見せるため、褌(フンドシ)が見えるほど、きものの裾を高くまくるものだが、この男は褌ではなくゆるい猿股を穿いている。西洋ものはなにかにつけて安直なので、猿股の普及もかなり早かったようだ。女房の方は勤め上がりで、一筋縄ではいかない女らしい無遠慮な身のこなし。丸髷の前髪を切り離して垂らしているのはこの時期の流行で、絵柄としては挿絵口絵などでよく見るが、文献での言及に乏しい風俗。(大丸 弘)
ID No. D02-015
出典資料 東京朝日新聞
発行年月日 1890(明治23)年5月31日号 2面
画家・撮影者 右田年英(梧斎年英)(1863-1925)
小説のタイトル 目鬘(めかつら)(22)
作者 半井桃水(1860-1925)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D4ya:[やくざ;博徒;ギャング]
Vmom:[股引]
D2ma:[丸髷]
Wki:[喫煙関連;タバコ;キセル]
H000:[照明;照明具(一般)]
時代区分・年代 19世紀後半;1890(明治23)年
国名 日本
キーワード 質屋;竪縞のきもの;猿股;前髪;帯に手を差し入れる;煙草盆;ランプ
男女別 男性;女性
体の部分 全身;坐臥