近代日本の身装文化(身装画像)
説明 散髪屋の戸口にたたずんでいる謎の女性と、そのお供の小女。女性はお高祖(コソ)頭巾。お高祖頭巾はもう4月になると、いくら風が吹くといっても不自然、と散髪屋の主人が言っている。江戸東京の4月は風の強い日が多く、日本髪は土ぼこりで汚れたり、鬢(ビン=横髪)などが乱れたりして難儀だった。女性は黒の塗り下駄を履き、手を袖の中に隠している。裾を前でぐっと引き上げて挟んでいるため、褄先が独特の形になっている。家ではまだ裾を曳いている時代。(大丸 弘)
ID No. D02-010
出典資料 東京朝日新聞
発行年月日 1890(明治23)年4月11日号 2面
画家・撮影者 右田年英(梧斎年英)(1863-1925)
小説のタイトル 小町娘(20)
作者 饗庭篁村(竹の舎主人)(1855-1922)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード G013:[美容院;理髪店]
Wzu:[頭巾;覆面]
Vhao:[羽織]
D3su:[裾;褄;端折り;からげ]
時代区分・年代 19世紀後半;1890(明治23)年
国名 日本
特定地域 東京
キーワード 床屋;御高祖頭巾;おこそ頭巾
男女別 女性
体の部分 全身