近代日本の身装文化(身装画像)
説明 西洋料理店で給仕をしている美人。明治も二十年代になると、西洋料理店は都心にはけっこうできていたが、室内装飾が豪華すぎるので、築地ホテルのような外国人向きレストランを頭に思い描いていたかと考えられる。束髪には形が単純なので花簪(カンザシ)が大きな役目をし、それに反し従来の櫛、笄はあまり用いられない。派手な縞のきものに黒襟を掛け、襟を思いきり抜いている。帯もおそらく黒繻子のやや幅の狭いものをぞんざいに結んでいて、下町風が濃厚な姿。(大丸 弘)
ID No. D02-007
出典資料 東京朝日新聞
発行年月日 1890(明治23)年4月3日号 2面
画家・撮影者 右田年英(梧斎年英)(1863-1925)
小説のタイトル 小町娘(14)
作者 饗庭篁村(竹の舎主人)(1855-1922)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D7sh:[小説のヒロイン;挿絵美人(この年の評判小説中の美人)]
D7jok:[女給(カフェー,飲食店ウェートレス)]
D2so:[束髪(前期縦型の)]
D1ka:[髪飾り(櫛,簪,リボン)]
Vka:[掛襟]
D3ut:[打合せ;襟あき;ぬき襟]
D3ob:[帯の締め方;帯の位置]
時代区分・年代 19世紀後半;1890(明治23)年
国名 日本
キーワード 西洋料理店;レストラン;花簪;黒襟;竪縞のきもの;抜き襟;下町風
男女別 女性
体の部分 全身