近代日本の身装文化(身装画像)
説明 制服の警官と私服刑事が容疑者を逮捕しようと身構えている、ややマンガ風構図。この日の本文の内容とは関係ない。警官の制服のダブル釦はまもなく廃止になったので、明治二十年代初めのこの時期のよい目印になる。もっともこの時代、官服はかならずしも、法令通りすぐに一律に行き亘ってはいないらしい。たとえば警察官のサーベル(=洋刀)佩用の規定が出されたのはこの年の12月だったのに、この絵の警官はすでにサーベルを帯びていて、むしろ法令に先行している。私服の刑事は袴を穿いていて、これはこの少し前からそのようにきめられたもの。刑事は当時、探偵とか密行巡査とかいわれていたのだが、こん恰好ではあまり密行にはならなかったのではないか。(大丸 弘)
ID No. D01-139
出典資料 都新聞
発行年月日 1889(明治22)年5月28日号 1面
小説のタイトル 卯の花垣(15)
作者 古川魁蕾子(古川魁蕾士)(古川魁蕾史)(古川精一)(鬼斗生)(斗鬼生)(1854−1908)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D4ke:[警察官;目明かし]
Wbo:[かぶり物一般;帽子]
Vham:[袴(男性)]
Wkut:[靴;サンダル;靴修理;靴磨き]
Vob:[帯]
Wmae:[前掛;エプロン;割烹着]
時代区分・年代 19世紀後半;1889(明治22)年
国名 日本
キーワード 警官;制服;ダブルブレスト;ダブルボタン;サーベル;私服刑事;探偵;密偵;麦藁帽子;帯揚げ;前垂れ;和綴じの本
男女別 男性;女性
体の部分 全身;坐臥