近代日本の身装文化(身装画像)
説明 家の者には不在と思わせてこっそり自分の家に入り込み、九寸五分の短刀を抜き放って、いましもそれを腹に突き立てる、という場面。斜めの線を重ねてよく締まった構図を工夫しているが、角行灯のかたわらで抜き身の色に見入る男の身構えはいかにも舞台の所作。男は細かい縞の、木賊(トクサ)絣風の粋な単物に三尺を締め、横縞の猿股を穿いている。この時代の男はなにかというと裾を高くまくって威勢を見せたりしたが、挿絵の事例に関するかぎり褌(フンドシ)より猿股の方が多いようだ。(大丸 弘)
ID No. D01-086
出典資料 東京朝日新聞
発行年月日 1889(明治22)年10月15日号 3面
小説のタイトル 萩散る夕(25)
作者 渡辺霞亭(黒法師)(緑園)(朝霞隠士)(無名氏)(匿名氏)(1864-1926)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D4ya:[やくざ;博徒;ギャング]
Qkas:[絣]
Vob:[帯]
Pu0:[アンダーウエア]
Pfun:[下ばき;ふんどし]
時代区分・年代 19世紀後半;1889(明治22)年
国名 日本
キーワード 縞柄;木賊絣風;飛白風;三尺帯;猿股;角行灯
男女別 男性
体の部分 全身;坐臥