近代日本の身装文化(身装画像)
説明 零落した元士族、娘の手内職と幼い倅(セガレ)の使い走りとで細々と暮らしている。腰屏風ひとつを隔てた枕元で粥を煮ているところを見ると、一間きりの家か。それにしては角行灯がひどく大きい。枕屏風は家族の中での最低のプライヴァシーを守るために、かなりの貧乏人の家にもあったもの。煎餅布団には敷布などないが、頭の当たる部分には当て布がしてある。あるいは継ぎかもしれない。病人が頭に鉢巻をし、大きな枕を抱くようにして凭(モタ)れているのは、この時代のひとつのお約束。(大丸 弘)
ID No. D01-036
出典資料 東京朝日新聞
発行年月日 1889(明治22)年2月23日号 2面
画家・撮影者 右田年英(梧斎年英)(1863-1925)
小説のタイトル 写真(18)
作者 春泉居士
資料タイプ 挿絵
身装画像コード H6:[和座敷一般]
Jhu:[ふとん・ベッドに横たわる;寝道具]
Vyo:[夜着;夜具;掻巻]
D4by:[病人;けが人;障害のある人]
Whac:[鉢巻;ヘッドバンド]
D4is:[医師;看護婦;病人の世話をする人]
Vka:[掛襟]
Wou:[扇子;団扇;扇風機]
時代区分・年代 19世紀後半;1889(明治22)年
国名 日本
キーワード 貧乏;屏風;行灯;枕;布団;病鉢巻き(やまいはちまき);黒襟;料理;うちわ
男女別 男性;女性
体の部分 全身;上半身;坐臥;横臥