近代日本の身装文化(身装画像)
説明 西洋小間物店の店先。江戸時代以降の小間物屋といえば化粧品を主とした身の廻りの小物類を商い、背負い(ショイ)小間物屋といわれる訪問販売が多かった。それに対して明治の西洋小間物屋は、欧米の生活文化の窓口といった観があった。この店先の商品を一見しても、帽子、衣類、鞄、ステッキから、棚の上には瓶が並んでいて、酒類も取り扱っていたことがわかり、ミニ百貨店とも言えた。もともと在留外国人の日々の必要に応じていたので、明治初年の東京築地周辺、それ以後の横浜元町などが発祥地だった。背後に弁髪の清国人の後姿があって雰囲気を伝えている。もっとも店構えや店員の風俗は、この時代までは従来の日本風と変わりなく、手前の帳場格子の中で丸髷のおかみさんが大福帳を広げて、縞のお仕着せの手代や丁稚をあごで使っている。(大丸 弘)
ID No. D01-028
出典資料 大阪毎日新聞
発行年月日 1889(明治22)年12月21日号 3面
小説のタイトル 落穂草紙(23)
作者 羽山菊酔(羽山尚徳)(菊酔山人)(洗竹居主人)(生没年不詳)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード G01:[店舗 ex.店構え全景,出入りする客,従業員]
H840:[帳場構え]
Wbo:[かぶり物一般;帽子]
Pov:[オーバーコート(外套)]
Vwa:[男性和装外套]
Wne:[ネクタイ;ネックバンド]
D1hi:[ひげ]
Wki:[喫煙関連;タバコ;キセル]
Vhao:[羽織]
Qkas:[絣]
Wku:[頸覆い(マフラー,ストール,襟巻,ショール)]
Wmae:[前掛;エプロン;割烹着]
Wka:[鞄]
Wtu:[杖;ステッキ;松葉杖]
D5te:[展示・陳列・収納など]
時代区分・年代 19世紀後半;1889(明治22)年
国名 日本
キーワード 西洋小間物店;帳場格子;山高帽子;ワイシャツ;ホワイトシャツ;ワイシャツの袖;蝶ネクタイ;口髭;煙草;飛白のきもの;首巻;中国人;竪縞のきもの:格子のきもの:前垂れ;格子のきもの;絨毯;火鉢;ショーケース
男女別 男性;女性
体の部分 全身;群像