近代日本の身装文化(身装画像)
説明 この日の本文とは関係のない挿絵。上京した夫婦者が通りすがりの、使いの小僧さんらしい子どもに道を聞いている。男の身なりを見れば、提げている革鞄にしっかり札束の入っているような身分であることが想像される。黒の高帽に海獺(ラッコ)皮の襟が付いた裾長の二重外套、革靴を履いて、刷りが消えかかっているが鞄と一緒にステッキを持つ。女の丸髷はまだ三十代の女性の結う大きさ、肩からショールを掛けているのはコートが流行する以前、ほぼ明治10年代(1880年代)の風習だった。表付き、塗りのノメリの下駄を履き、裾の厚いきものを重ねているのもけっこうな身分の奥様風。(大丸 弘)
ID No. D01-026
出典資料 大阪毎日新聞
発行年月日 1889(明治22)年11月18日号 1面
画家・撮影者 歌川国峰(1861-1944)
小説のタイトル 糸のみだれ(13)
作者 羽山菊酔(羽山尚徳)(菊酔山人)(洗竹居主人)(生没年不詳)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D005:[20~30歳代の女性;年増]
Wbo:[かぶり物一般;帽子]
Qkeg:[毛皮;毛皮製品]
Vwa:[男性和装外套]
Wkut:[靴;サンダル;靴修理;靴磨き]
Wka:[鞄]
Wtu:[杖;ステッキ;松葉杖]
D2ma:[丸髷]
Wku:[頸覆い(マフラー,ストール,襟巻,ショール)]
Wkas:[傘]
Wge:[下駄;クロッグ]
D4de:[丁稚;小僧]
D3su:[裾;褄;端折り;からげ]
Vmom:[股引]
Wzo:[草履;草鞋]
時代区分・年代 19世紀後半;1889(明治22)年
国名 日本
キーワード 山高帽子;[インバネス;トンビ;鳶(とんび);二重回し;二重廻し;二重外套;二重マント];毛皮の襟;革靴;ショール;竪縞のきもの;裾の袘(ふき);のめり下駄;尻からげ
男女別 男性;女性;男児
体の部分 全身