近代日本の身装文化(身装画像)
説明 商家の帳場。結界格子の内側に番頭がいて、店先を見渡しながら帳簿の管理をする。その番頭の姿を見届けられるほどの奥座敷に、主人の居場所があることが多い。この絵の左に見える暖簾はご内証への入り口。番頭・手代とお嬢様との色模様では、よくお嬢様がこの暖簾から顔を出したり、暖簾の端をつかんだりしている。この場面はそれとはちがい、後添いの連れ子が番頭になっていて、家付き娘をなんとかものにしようと袂を引いたものの、むなしく振り払われる、というところ。いとさんは中くらいの振袖でおそらく下げ結びの帯、家のなかではまだ、裾を曳いている。(大丸 弘)
ID No. D01-025
出典資料 大阪毎日新聞
発行年月日 1889(明治22)年10月29日号 3面
画家・撮影者 歌川国峰(1861-1944)
小説のタイトル 糸のみだれ(5)
作者 羽山菊酔(羽山尚徳)(菊酔山人)(洗竹居主人)(生没年不詳)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード H840:[帳場構え]
D7re:[令嬢モデル]
Vfu:[振袖;袂]
D3hi:[曳裾]
D802:[脅し・怒り・叱責・威圧・威厳の表現]
D4ban:[商人;番頭]
時代区分・年代 19世紀後半;1889(明治22)年
国名 日本
キーワード 商家;振り袖;曳き裾
男女別 男性;女性
体の部分 全身;坐臥