近代日本の身装文化(身装画像)
説明 外出から戻った朋輩との廊下の立ち話。妹分である朋輩が掃除の手を休めて、男と自分のあいだのむずかしい関係をいろいろと訴えるのを空とぼけて、しかし親身らしく聴いている女。首をひねってそっぽを向き、五分玉の玉簪(タマカンザシ)を後ろに挿しているのも、女の心のあり様の巧みな表現。もっとも日本髪は一般に、鬢(ビン=横髪)のみだれがいちばん気になるものであるし、櫛や簪などを挿すのも手を横から後ろに回すので、少し首を曲げるこうしたポーズをとることは多く、そこに女らしい優しさや、媚態などの表現の可能性がある。(大丸 弘)
ID No. CH1-022
出典資料 都新聞
発行年月日 1897(明治30)年4月15日号 1面
画家・撮影者 松本洗耳(1869-1906)
小説のタイトル 探偵実話 笠森団子(3)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D7ge:[芸者;半玉;舞妓]
D005:[20~30歳代の女性;年増]
D2sim:[島田;高島田]
D1ka:[髪飾り(櫛,簪,リボン)]
D3ut:[打合せ;襟あき;ぬき襟]
D80:[姿勢;ポーズ(特異な姿勢・ポーズ・格好一般)]
Wta:[タオル;手拭い;手拭い被り]
Vka:[掛襟]
D3ob:[帯の締め方;帯の位置]
Jhi:[人と動物;ペットと人]
G043:[縁先;縁端]
時代区分・年代 19世紀終わり;1897(明治30)年
国名 日本
キーワード 帯に手を差し入れる;物思い;姉さん被り;姉さんかぶり;姐さん被り;姐さんかぶり;黒襟;引っ掛け結び;ひっかけ結び;箒(ほうき);猫;廊下
男女別 女性
体の部分 全身