近代日本の身装文化(身装画像)
説明 若い朋輩のなじみである工面のいい男を、朋輩の留守のあいだに誘惑しようとする茶屋女。畳にごろ寝していた男に、自分がいま脱いだきものを掛けておき、湯から上がってから、「さぞお気味が悪かったでしょうね」などと言訳しながら、目覚めた男の前で髪を直している。前褄が割れ、袖先を口でくわえて二の腕を見せ、からだをひねっているのもひとつの姿。このあと女は、「己が使いし香水と白粉の匂いの混ぜし上に、口紅のつきたる濡手拭と石鹸箱を突きつけ(……)」、男に風呂を勧める。男の方も内心この女に下心があり、言いなりにそれを持って湯殿へ向かう。(大丸 弘)
ID No. CH1-021
出典資料 都新聞
発行年月日 1897(明治30)年4月14日号 1面
画家・撮影者 松本洗耳(1869-1906)
小説のタイトル 探偵実話 笠森団子(2)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D7ge:[芸者;半玉;舞妓]
D005:[20~30歳代の女性;年増]
D2sim:[島田;高島田]
Vka:[掛襟]
D3ut:[打合せ;襟あき;ぬき襟]
D80:[姿勢;ポーズ(特異な姿勢・ポーズ・格好一般)]
D014:[若い男(20歳前後~30歳前後)]
Vob:[帯]
D3ob:[帯の締め方;帯の位置]
Wki:[喫煙関連;タバコ;キセル]
D805:[やすらぎ・くつろぎの表現;不作法な姿 ex.座る,あぐら,横たわる,喫煙,こたつにあたる]
時代区分・年代 19世紀終わり;1897(明治30)年
国名 日本
キーワード 黒襟;素足;髪に手を遣る;袂の先をくわえる;竪縞のきもの;男帯;貝の口結び;男結び;煙管(きせる);座布団;火鉢
男女別 男性;女性
体の部分 全身;坐臥;横臥