近代日本の身装文化(身装画像)
説明 挿絵は本文の中身を先走りして、若妻が女中を伴って、夫が夢中になっている芸者の数寄屋町の家の門口を訪れたところ。頭巾で顔を隠した妻はたぶん黒の羽織に黒繻子の帯を締め、袘(フキ)の厚く出たきものを二枚重ねて、後丸(アトマル)の黒塗りの下駄。芸者屋らしく御神灯の下がっている玄関を指さしている。下女は襟付きの縞のきものに前垂れ、若い娘らしくきれいな半襟を見せ、襟の打ち合わせは浅くして、帯を低く結んでいる。(大丸 弘)
ID No. C21-182
出典資料 やまと新聞
発行年月日 1888(明治21)年12月7日号 3面
画家・撮影者 水野年方(1866-1908)
小説のタイトル 実説 松廼霜(まつのしも)(8)
作者 柚阿弥(1835-1896)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード Wzu:[頭巾;覆面]
Vhao:[羽織]
Wge:[下駄;クロッグ]
D4ge:[下女;下男;召使い]
Vhan:[半襟]
Wmae:[前掛;エプロン;割烹着]
G023:[日本式玄関構え]
Vka:[掛襟]
時代区分・年代 19世紀後半;1888(明治21)年
国名 日本
特定地域 東京;数寄屋町
キーワード 御高祖頭巾;おこそ頭巾;後丸(あとまる);女中;竪縞のきもの;黒襟;御神灯(ごしんとう,ごじんとう)
男女別 女性
体の部分 全身