近代日本の身装文化(身装画像)
説明 家従の老人と二人の侍女を伴って、新橋駅から汽車に乗り込んだ、華族家のお姫様。髪はマガレイト(マーガレット)風の束髪に結い、前髪を切り分けて、後ろ横に大きな花簪(カンザシ)。上に華やかな大模様の被布を着て、きものは格子縞で三枚襲、襦袢の襟は白。彼女は第14回でも半襟を白にしているので、この点に注目。第14回は向島の別邸で物思いにふけるさま。この日も大きなビロードの襟の付いた被布。被布はこの時代、外出にも、また家の中でのチョイと着にも好まれている。この日も厚袘(フキ)の三枚襲。この日の束髪は三つ編みを巻いて後頭部に付けている。下げ巻風、といったところ。(大丸 弘)
ID No. C21-125
出典資料 絵入自由新聞
発行年月日 1888(明治21)年2月23日号 1面
画家・撮影者 二代目歌川芳宗(一松斎芳宗)(新井芳宗)(1863-1941)
小説のタイトル 恋の革命(14)
作者 冥々遁史
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D7sh:[小説のヒロイン;挿絵美人(この年の評判小説中の美人)]
D7re:[令嬢モデル]
D2so:[束髪(前期縦型の)]
D1ka:[髪飾り(櫛,簪,リボン)]
Vhi:[被布]
D800:[感情・思考・意志の表現一般]
時代区分・年代 19世紀後半;1888(明治21)年
国名 日本
特定地域 東京;向島
キーワード 下げ巻風;花簪;造花
男女別 女性
体の部分 全身;上半身;坐臥
関連情報 C21-121, C21-125