近代日本の身装文化(身装画像)
説明 極貧の家の様子を想像して描いたもの。五十四歳の夫は中気で起き上がれず、妻は四十九歳で眼病のため歩行も困難、おそらく栄養失調のせいだろう。十七歳の長女だけは千葉に年季奉公に出ているが、その下に十歳、九歳、五歳の子どもを抱えている、という家庭。夫の敷いている煎餅布団のほかは、布団代わりにむしろを使っている。浅草辺にさえ稲田のあった時代は、稲藁は多方面に利用されていて手にも入りやすかった。いちばん身近なのは藁草履で、器用な人なら藁さえあれば手づくりできた。(大丸 弘)
ID No. C21-091
出典資料 東京絵入新聞
発行年月日 1888(明治21)年1月29日号 2面
画家・撮影者 落合芳幾(一恵斎芳幾)(朝霞楼芳幾)(恵阿弥)(1833-1904)
小説のタイトル なみだの酒薦
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D4by:[病人;けが人;障害のある人]
Whac:[鉢巻;ヘッドバンド]
Ets:[つぎ;繕い]
時代区分・年代 19世紀後半;1888(明治21)年
国名 日本
キーワード 極貧;貧乏;病鉢巻き(やまいはちまき);筵(むしろ);稲藁
男女別 男性;女性;女児
体の部分 頭部;全身;上半身;坐臥