近代日本の身装文化(身装画像)
説明 大阪の中心部の豊かな商人の女房と、女学校に通っている十四になる娘の外出姿の衣裳付け――「お徳は髪を丸髷に結い、金台に水晶の簪(カンザシ)を挿し、銀蒔絵せる牡丹形の櫛を挿し、捻上布の帷子に繻珍の帯を締め、お俊は髪を引詰めの束髪に結い鼠地の絽に花の丸を大きく所々に友禅に染めたる帷子に、おなじく水色の絽の下襲を裾短かに着て、銀鼠地に赤色を交えし靴下を長く穿ち、古金襴の帯を小さく結びたる(……)」。後ろに従っているのはお供の丁稚で、たぶん今日だけの袂のあるきものを着せられ、お土産を入れた風呂敷包みを抱え、鍔(ツバ)の大きな麦藁帽を被っている。(大丸 弘)
ID No. C21-017
出典資料 東京朝日新聞
発行年月日 1888(明治21)年8月28日号 2面
画家・撮影者 二代目歌川貞広(三谷貞広)(1838-1908)
小説のタイトル 樹間の月(このまのつき)(43):他人の真実(1)
作者 宇田川文海(半痴居士)(1848-1930)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D005:[20~30歳代の女性;年増]
D2ma:[丸髷]
D003:[少女(ほぼ女学生の年頃(12~15,16歳))]
D1ka:[髪飾り(櫛,簪,リボン)]
Wkus:[靴下]
Wkut:[靴;サンダル;靴修理;靴磨き]
Wkas:[傘]
D4de:[丁稚;小僧]
Wbo:[かぶり物一般;帽子]
Wfu:[風呂敷(包み);布包み]
時代区分・年代 19世紀後半;1888(明治21)年
国名 日本
特定地域 大阪
キーワード 商人の妻;竪縞のきもの;手をつなぐ;丁稚;麦藁帽子
男女別 女性;男児;女児
体の部分 全身