近代日本の身装文化(身装画像)
説明 人妻と通じて雪の中を駆け落ちする男女。男はホンブルグ風の帽子に実用的な二重廻し、下は小紋のきものらしい。小さな革鞄を提げ、長靴履きという、手堅い商人風のしっかりした身拵え。それに比べると、女は慌てて飛び出した風の恰好。被っている頭巾はお高祖(コソ)頭巾式だが額が現れすぎて少々だらしがない。明治十年代を通じて流行した大きなショールの下から、褄取ったきものの裾が寒々とのぞいている。素足に雪駄履きで、雪駄の爪革には雪が積もっている。(大丸 弘)
ID No. C20-162
出典資料 絵入自由新聞
発行年月日 1887(明治20)年8月16日号 3面
小説のタイトル 花錦秋千種(13)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード Jki:[気象条件(雨,雪,強風,強い陽射しなど)]
Wbo:[かぶり物一般;帽子]
Wbut:[ブーツ;長靴]
Wka:[鞄]
Wzu:[頭巾;覆面]
Wku:[頸覆い(マフラー,ストール,襟巻,ショール)]
Whak:[履物一般(靴以外)]
D3su:[裾;褄;端折り;からげ]
時代区分・年代 19世紀後半;1887(明治20)年
国名 日本
キーワード 商人風;ホンブルグ帽風;[インバネス;トンビ;鳶(とんび);二重回し;二重廻し;二重外套;二重マント];革かばん;長靴;御高祖頭巾;おこそ頭巾;雪駄;褄取り
男女別 男性;女性
体の部分 全身