近代日本の身装文化(身装画像)
説明 この日の本文の込み入った話し合いとは関係なく、挿絵は上野の花見の情景。手前の三人連れは夫婦とその子どもだろうが、学齢に達したかどうかくらいのそれも男の子に、長い袂の羽織を着せている。一体にこの時代の子どもはかなり厚ぼったい恰好をさせられていた。大きな派手な柄のショールで身を包んだ母親の髪は、よくわからないが櫛巻か、達磨返しのような、自分の手で丸めた髪のように見える。髱(タボ=後ろ髪)をぐっと低くした仇っぽい恰好と、カイゼル髭のいかにも官員さん風の夫と、釣り合いが取れているようないないような。(大丸 弘)
ID No. C20-064
出典資料 改進新聞
発行年月日 1887(明治20)年4月21日号 3面
小説のタイトル 処世の機能(10)(続)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D011:[男の幼児(だいたい就学以前)]
Vhao:[羽織]
Wbo:[かぶり物一般;帽子]
D1hi:[ひげ]
D2so:[束髪(前期縦型の)]
D2ni:[日本髪一般]
Wku:[頸覆い(マフラー,ストール,襟巻,ショール)]
D4ke:[警察官;目明かし]
G790:[人力車]
時代区分・年代 19世紀後半;1887(明治20)年
国名 日本
特定地域 東京;上野
キーワード カイゼル髭;櫛巻;達磨返し;だるま返し
男女別 男性;女性;男児
体の部分 全身;群像